薪ストーブを創り出す。

 今年も薪ストーヴの制作が始まります。
年内に3台か4台の予定です。 鋼板を使った薪ストーヴですが、最近の薪ストーヴ
に関するユーザーさんのHPをながめていますと、鋼板の薪ストーヴは寿命が短いなどと書いてるページがあって苦笑してしまいます。 鋼板とは言え1ミリや2ミリのモノは、やはりその寿命は短いと思われます。

 主な構造体に9ミリの厚さの鋼板を使用すると、その蓄熱容量とその強度は、鋳鉄製よりも頑固な性能を持たせる事が可能なのです。

 より自由で楽しい薪ストーヴの設計を求められていますので、今年も忙しくなりそうです。ことクッキングストーブにも課題があります。海外からの輸入モノは、その性能を、クッキングに特化しているようで、暖房には不向きと言った報告があります。

 日本においては、暖房もクッキングも両立すべきではないでしょうか。
ただし、夏場はクッキングは寒冷地以外ではできません。

 冬季のみの薪ストーヴとなりますが、このほうが燃料の消費を少なくできると考えております。 これから設計図と、にらめっこの日々が続きます。またまた休日が無くなってしまいそうです。。。。。(~_~)
by woodstove | 2006-04-09 17:59 | 薪ストーブ制作 | Trackback | Comments(16)
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Commented by 苺天使ビル at 2006-04-10 21:45 x
>鋼板の薪ストーヴは寿命が短いなどと

 大体、同じ厚みの鋳鉄と鋼鉄では、鋼鉄の方が強度が高いのは機械・金属系技術者の常識です。しょうすけさんが、おっしゃるとおり鋳鉄は最低でも5mmていどにしかならないし、鋼鉄は0.5mmなんてのがありますから、持ち運びの便を考えれば薄い板を使っているのでしょうね。

  蓄熱容量に関しては知らないが、鋳鉄って空隙の部分(巣、引け)が入ったりして、その部分に応力集中で強度が落ちて亀裂が入ったりする可能性も多々ありますから、耐熱的に劣ることは確実でしょう。

>より自由で楽しい薪ストーヴ

  大阪万博記念のタイムカプセル型
  鼻が排気管になっている象さん型
  煙突がそのままになっている銀河鉄道999型
  
  どうせ自分で作らないからめちゃくちゃ言ってやろう(^^;)

  
Commented by 三河屋◆しょうすけ◆ at 2006-04-11 06:19 x
苺天使ビルさん 書き込みありがとうございます。

 それと鋳鉄と鋼板の違いと特性などの解説をありがとうございました。 僕も鋳鉄製の機械部品を熔接修理を行いますから、クラック等で破損したモノを観察しますと、巣があったりします。

 そこでひとつ質問なんですが、蓄熱容量の大きい素材を探して
おります。勿論、加工性の良いモノが嬉しいです。(~_~)

>大阪万博記念のタイムカプセル型
 今は見かけなくなりましたが、球体のモノがありました。
たしか東京ディズニーランドの冒険のエリアで見かけました。
もう今は無いと思いますけど。。
  
>鼻が排気管になっている象さん型
 世界には酔狂なお人が一人や二人はいるもので、たぶん作られて
いると思われます。ハリネズミ型のものとか、深海魚のアンコウ型
もすでにありますから、おそらく誰かがやっているでしょうね。
以外とまだ見たことナイのが、人型ストーブです。まぁロボット型
でも良いかと思いますけど、どう思います?(^^;)
  
>煙突がそのままになっている銀河鉄道999型
 これもすでに製作されております。
http://www.stoveya.jp/maegaki.htm
 ご参考までにアドレスを書いておきます。。。
Commented by トン吉 at 2006-04-12 08:42 x
>人型ストーブ
仮面ライダー型なんてどうでしょう。
胸の部分が開いて薪をくべる部分になり、変身ベルトの風車が空気の
吸い込み口でくるくる回ると楽しいな。
Commented by 光の栗 at 2006-04-12 11:03 x
わぁ~、なんだか大変そうだけど楽しそう!しょすけさんホント薪ストーヴがお好きなんだなぁって。ご自分で設計・制作されるのはきっと大変ですよね。でもしょうすけさんにしか作れないし、しょうすけさんの思いがこもって作られていく薪ストーヴはほんと幸せものです!あぁ、すいません。何を書いているのか…ことばでこの私の思いを表現することができなくて。もっとことばの勉強をしてから出直します。
今回はじめてクツキングストーブというものを知りました。アルプスの少女ハイジのおじいちゃんの家にあるストーヴですよね。確か、ストーヴの上でスープを作っていたような…?違ったっけ?
Commented by 三河屋◆しょうすけ◆ at 2006-04-12 21:22 x
トン吉さん
年代がはっきりわかっちゃいますね。。。。
僕は仮面ライダー世代ではありません。ましてやマジンガーゼット
でもありません。さらにましてやガンダム世代でもありません。

 あえて言うなら(これってカミングアウトって言うのかな?)
鉄腕アトム そして鉄人28号世代なのです、プラスするなら
エイトマンも私の同期です。。。。(^^;)

Commented by 三河屋◆しょうすけ◆ at 2006-04-12 21:31 x
 光の栗さん こん**は。書き込みをありがとうございました。
薪ストーヴが好きって言うのはしかたありません。 あれほどアナログで、人間の道具として楽しいモノはなかなかありませんよ。

>アルプスの少女ハイジのおじいちゃんの家にあるストーヴですよね。 
 クッキングストーブは、「バック トゥ ザ ヒューチャー」
でも、ドクが西部の過去に行ったときにも出てきました。
映画を見ていても、ついついストーブのあるシーンに目が止まって
しまい、ストーリーから離れてしまいますよ。(~_~)

 一応書いておきますが、調理ができるストーブは全てクッキングストーブとなります。(~_~)

ではでは。。。。
Commented by 苺天使ビル at 2006-04-17 20:13 x
>蓄熱容量の大きい素材

  ようするに、火を消しても、いつまでも冷めない素材が欲しいということですね。こういう物質は暖めようとすると時間がかかるので、火をつけても、いつまでも暖まらないのが欠点ですが、そこらはガスストーブ、電気ストーブなどの即効性のあるものと併用すれば問題はないでしょう。

  薪をくべるというアナログかつ制御性の悪い手段を、わざわざ選択する方は、きっと着火時の寒さはコートを着てでも我慢してくれて、いやあ、さすがに、このストーブは寝るとき消しても、一晩中ずっと暖かいと自慢してくれるでしょうから。

 ということで、いろいろ調べると

  熱容量=比熱×質量(重量)

  2に続く
Commented by 苺天使ビル at 2006-04-17 20:16 x
その2

 同じ重さなら水が一番蓄熱容量が大きいんです。住宅の暖房に使うぐらいですから。しかし欠点は勤続に比べて同じ重さで体積が大きいことです。普通は地下に埋めて使うようです。

 水の1/4ぐらいの能力しかないけどコンクリートも同様な使われ方がされます。これだと確かに加工性は良い(型に入れて乾かせば良い)のですが、内部で火をたくともろいから直接ストーブには出来ないでしょう。

  内側が金属で外側がコンクリートならいいですが、ゴミ焼却炉の構造に近くなってロマンがない。レンガや自然石を使えば、これって暖炉になってしまいます。


 その3に続く
Commented by 苺天使ビル at 2006-04-17 20:18 x
その3

  狭い日本では暖炉のような大きなものは置けませんから一定体積でという条件をつければ、比熱が大きくて比重が大きい物質、すなわち比熱×比重が大きい物質を見つければ良いことになります。

  そこで計算してみた結果  単位 J/k・cm3

1位 水       4.2
2位 金       2.5
3位 コンクリート 1.93
4位 鉄(鋼)    0.86
5位 銅       0.82
6位 鋳鉄      0.79
7位 銑鉄      0.77
8位 銀       0.59
9位 アルミ     0.58

  水だと沸騰して危険だからダメ、まあ金で作る人はいないだろうから、やはり鉄(鋼)がベストっぽいですね。チョイ金持ちなら銅も風格が有って良いかもしれない。ちなみに100kgで原価6万円ぐらい。

その4に続く(しかし コメント字数少ないな)
Commented by 苺天使ビル at 2006-04-17 20:18 x
その4    あと思いついたアイディア
 
  クッキングに使うなら天板を二分してa,b部をつくって用途により使い分ける。

a;石、セラミック、陶器のように熱容量が大きい、簡単に温度変化のない天板とする。用途は煮込み用。遠赤外線が沢山出るから芋を置いて植木鉢でもかぶせておけば石焼き芋が出来るのでは?

b;開閉可能かつ開く度合いを可変とする。裸火で火力調整が頻繁な調理に使用する。裸火が不安ならば、熱容量の小さい板材を置いて接触面積を可変にして調整する。例えばドーナツ状の板の中に入る小さなドーナツを入れて、その繰り返しで調節。リングだと火力小、円板だと火力大。もっと良いメカ考えられるでしょうが。

  まあ、素人の浅知恵ですが(^^;)
Commented by 三河屋◆しょうすけ◆ at 2006-04-18 22:37 x
苺天使ビルさん 書き込みをありがとうございました。

>4位 鉄(鋼)    0.86
>5位 銅       0.82
>6位 鋳鉄      0.79
 以外でした!鉄と鋳鉄では鉄に軍配が上がるんですね。
多くの薪ストーヴユーザーさんは、鋳鉄のほうが蓄熱量は多いと
考えているようです。

 ヨーロッパには、陶器製の薪ストーヴがあります。
デンマークにありましたよ。今は生産してませんが、昔のモノの
ようです。 いろいろとアイデアをありがとうございました。。。。
Commented by 苺天使ビル at 2006-04-18 23:57 x
>鋳鉄のほうが蓄熱量は多いと考えているようです。

 鋳鉄って鉄を溶かして鋳型(砂型ですね)に流し込みます。いわゆる鋳物です。冷蔵庫の氷に泡が出来るように固まるときに空隙部(す、引け)が出来ます。従って見かけ上の比重は鋼7.85に対し7.2と小さくなっています。比熱も1割ほど小さいから、同じ体積だと重量が大きい分だけ鋼の方が良いという話になります。

 しかし炭素以外に珪素が含まれていて、それがメーカーによってかなり違っており、それが企業秘密で(というより鉄器時代からの技術なので、測定していない中小メーカーが多い;キューポラがある町ですな)なので、そこらは不明な点があります。まあ鋼と逆転することはないと思いますが。

  きっと鋼板は薄目のを使用したストーブで鋳鉄は薄くならないので厚め、すなわち重量が重いので経験的に蓄熱量が多いと考えているのでしょう。同じ体積や重量だと鋼がいいと複数URLのデータからは読みとれます。
Commented by 苺天使ビル at 2006-04-18 23:57 x
>ヨーロッパには、陶器製の薪ストーヴがあります

 陶器はコンクリート以上に熱容量は大きいですね。データでは金なみです。ただ、あの手の大きい陶器を焼くのは結構大変です。しかし発電所用碍子は、高さ2mぐらいあるし、酒屋の狸でも結構大きいから、瀬戸物で名高い中京地区で製造は可能でしょうね。
Commented by 三河屋◆しょうすけ◆ at 2006-04-19 21:28 x
苺天使ビルさん たびたびご解説をありがとうございます。

 鋳鉄ってのは、やはり量産が主たる目的で使用されていると思ってましTが。 ところがナゼか我が国ニッポンの薪ストーヴユーザーさんは、輸入品の鋳鉄製を有り難がっているのです。そりゃあ
まぁ、ブランドイメージが先行している世界でもありますから、仕方ないのかもしれません。 ですから輸入品の鋳物製品は、半額が妥当だと思いますが、それではストーブ屋さんが上がったりとなりますので、これまた仕方ない。。。。。

 陶器製の薪ストーヴですが、デンマークで見たヤツは、ロイヤル
コペンハーゲンのような絵付けがされてました。

 瀬戸物より信楽のほうが大物を焼いてますが、強度はワカリマセン。。。。 しかし、以前、巨大な「招き猫」(高さ10メートル)を見たことがあります。その技術は確立されていると思われますので、家の大きさの陶器製薪ストーヴの制作は可能と思われます。 ですが、どうやって暮らすのでしょう。。。。。
Commented by 三河屋◆しょうすけ◆ at 2006-04-19 21:30 x
言いわすれました。。
大きな招き猫ですが、高さは10メートルほどありましたが、
確か、4段階に分けて制作されていたと思います。。。
Commented by 苺天使ビル at 2006-04-20 22:03 x
>輸入品の鋳鉄製を有り難がっているのです

  鋳鉄は鋳型を砂で作るので、その型を壊すときの砂埃がもうもうだし、溶けた鉄で灼熱の環境ですし、絵に描いたような3Kなので、10年ぐらい前に聞いた話では、小百合ちゃんの名作「キューポラのある町」埼玉県川口市でも、今や鋳物工場はなくなっており韓国で製造している(今頃は中国か?)そうです。

 陶器は検索するとイタリア製の輸入業者がありますね。しかし鋳鉄製のストーブも重量150kg、価格60万円なぞと、床が抜けそうなヤワな家の住人には、とても手が出せません。それ以上にエントツつくらなければいけないし、近所からダイオキシンの原因だとか文句でそうだし。

 やはり山の中に別荘を持って、まわりの林で集めたマキでストーブを炊くというレベルにならないと (^^;) 

  うーむ、ストーブの生活をするには、まず宝くじ当てねば・・・


薪ストーブの制作や鉄の仕事やらの出来事日記です。


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